【2025年】全国の土地坪単価ランキング(市区町村別)

全国785件の市区町村を対象に、宅地(土地)の坪単価中央値を集計したランキングです。2025年時点でどのエリアの土地価格水準が高いのかを、取引件数20件以上という条件をクリアした地点に絞って確認します。

【2025年】全国の土地坪単価ランキング(市区町村別)
順位市区町村2025年 坪単価中央値取引件数
1東京都 港区1,212万円27
2東京都 渋谷区586万円35
3東京都 台東区586万円39
4東京都 文京区476万円52
5大阪府 大阪市浪速区430万円21
5東京都 新宿区430万円53
7東京都 目黒区423万円89
8東京都 品川区361万円103
9東京都 江東区322万円66
10東京都 豊島区312万円74
11東京都 墨田区311万円52
12東京都 世田谷区308万円250
13東京都 中野区268万円93
14東京都 杉並区251万円197
15東京都 大田区233万円233
16東京都 武蔵野市220万円21
17東京都 北区219万円102
18東京都 荒川区214万円95
19神奈川県 川崎市中原区213万円42
20神奈川県 川崎市幸区200万円22
21東京都 板橋区198万円126
22埼玉県 さいたま市浦和区172万円61
23兵庫県 神戸市灘区172万円25
24京都府 京都市中京区172万円33
25東京都 練馬区170万円181
26愛知県 名古屋市東区169万円27
27福岡県 福岡市中央区160万円29
28神奈川県 川崎市川崎区159万円39
29東京都 三鷹市153万円30
30千葉県 浦安市151万円27
上位30件を表示(対象785件)
【2025年】全国の土地坪単価ランキング(市区町村別)(上位8件)
項目値(万円)
港区1,212
渋谷区586
台東区586
文京区476
大阪市浪速区430
新宿区430
目黒区423
品川区361

このランキングの読み方

平均値ではなく中央値(ちょうど真ん中の価格)で集計しています。平均値は極端に高い1件に引っ張られるため、実際には成約していない水準が「相場」として出てしまいます。中央値はその影響を受けません。

1位「港区」が突出、上位は東京都心区が占める

1位となった東京都港区は坪単価1,212万円と、2位の渋谷区(586万円)に倍以上の差をつけています。取引件数は27件と多くはありませんが、参考データを見ると43億円・550㎡といった大型の取引が含まれており、こうした高額成約が中央値を押し上げる一因になっていると考えられます。

2位の渋谷区、3位の台東区はともに坪単価586万円で並び、4位の文京区(476万円)、5位の新宿区と大阪府大阪市浪速区(ともに430万円)が続きます。上位15件のうち大阪の1件を除くすべてを東京都の区が占めており、坪単価の高さが東京都心部に集中している構図が読み取れます。

5位「大阪市浪速区」の意外な健闘

上位が東京都心区で埋め尽くされる中、大阪府大阪市浪速区が5位(坪単価430万円)にランクインしている点は目を引きます。参考データでは、恵美須町エリアで37億円・1300㎡という大型取引や、14億円・450㎡の取引が確認されており、大阪の中でも通天閣・日本橋に近いこのエリアで高額な土地取引が起きていたことがうかがえます。取引件数は21件と基準ぎりぎりながら、東京の主要区と肩を並べる水準に達している点は、全国ランキングを見る上での意外性のひとつといえます。

上位エリアに共通する「都心・希少地」という構造

上位に並ぶ港区、渋谷区、台東区、文京区、新宿区といったエリアは、いずれも都心の中でも駅前や商業集積地に近い立地です。参考データの高額成約を見ると、乃木坂・広尾・表参道・渋谷・御徒町・浅草・四ツ谷・市ケ谷など、いずれも知名度の高い駅名が並んでいます。一方で世田谷区(12位、取引250件)や大田区(15位、取引233件)のように取引件数が多いエリアは坪単価が相対的に抑えられており、まとまった住宅地が広く供給されるエリアでは坪単価が分散しやすい一方、都心の限られた商業地・希少地では少数の高額取引が坪単価を押し上げやすいという構造が背景にあるとみられます。