【2025年】全国の一戸建て坪単価ランキング(市区町村別)

全国925件の市区町村を対象に、一戸建て(土地+建物)の坪単価中央値をランキングしました。上位には東京都心の区が並ぶ一方、大阪の一部エリアも顔を出しています。

【2025年】全国の一戸建て坪単価ランキング(市区町村別)
順位市区町村2025年 坪単価中央値取引件数
1東京都 千代田区1,882万円27
2東京都 港区1,248万円88
3東京都 中央区1,039万円47
4大阪府 大阪市中央区790万円96
5東京都 渋谷区714万円150
6東京都 台東区635万円108
7東京都 文京区562万円169
8東京都 目黒区514万円236
9東京都 新宿区479万円209
10大阪府 大阪市北区448万円56
11東京都 品川区445万円330
12東京都 豊島区402万円246
13東京都 江東区355万円246
14東京都 墨田区344万円276
15東京都 世田谷区339万円1,050
16大阪府 大阪市天王寺区326万円63
17東京都 中野区319万円417
18東京都 北区318万円377
19東京都 大田区317万円788
20東京都 荒川区307万円193
21神奈川県 川崎市中原区305万円243
22大阪府 大阪市西区298万円57
23東京都 杉並区293万円844
24愛知県 名古屋市中区287万円41
25大阪府 大阪市浪速区270万円44
26神奈川県 川崎市幸区264万円217
27大阪府 大阪市福島区260万円71
28東京都 武蔵野市252万円110
29東京都 板橋区245万円595
30神奈川県 川崎市川崎区238万円342
上位30件を表示(対象925件)
【2025年】全国の一戸建て坪単価ランキング(市区町村別)(上位8件)
項目値(万円)
千代田区1,882
港区1,248
中央区1,039
大阪市中央区790
渋谷区714
台東区635
文京区562
目黒区514

このランキングの読み方

平均値ではなく中央値(ちょうど真ん中の価格)で集計しています。平均値は極端に高い1件に引っ張られるため、実際には成約していない水準が「相場」として出てしまいます。中央値はその影響を受けません。

1位は突出した「千代田区」、東京都心が上位を独占

1位となった東京都千代田区は坪単価1,882万円と、2位の港区(1,248万円)、3位の中央区(1,039万円)を大きく引き離しています。取引件数は27件と上位陣の中では少なめですが、実際の成約事例を見ると49億円・470平方メートルといった大型取引も含まれており、こうした高額な事例が価格水準を押し上げていることがうかがえます。

上位15件のうち11件を東京都の区が占め、大阪府からは大阪市中央区(4位、790万円)と大阪市北区(10位、448万円)の2区がランクインしました。中央区・北区はいずれも大阪の中心業務地区であり、東京一極集中とは別に、関西の中心部でも坪単価が高い水準にあることを示しています。

取引件数の多さで際立つ「世田谷区」の存在感

15位の東京都世田谷区は坪単価339万円で上位陣の中では最も低い水準ですが、取引件数は1,050件と他の上位エリアとは一桁違う規模を誇ります。千代田区の27件、港区の88件と比べると、世田谷区は坪単価こそ控えめながら、宅地取引そのものが極めて活発なエリアであることが分かります。

同様に11位の品川区(330件)、13位の江東区(246件)、14位の墨田区(276件)も、坪単価は都心3区に及ばないものの取引件数は多く、価格の高さだけでなく取引の厚みという別の切り口からもこれらのエリアの存在感が見て取れます。

共通するのは「都心の中心業務地区」という立地

上位に並ぶ千代田区、港区、中央区、大阪市中央区、渋谷区などは、いずれも都市の中心的な業務・商業機能が集積するエリアです。参考事例として挙げられた成約の多くが麹町、赤坂見附、銀座、本町、表参道といった、オフィスや商業施設が密集する駅周辺で発生している点も、こうした立地特性と関係している可能性があります。土地の希少性が高く、住宅地としてだけでなく事業用地としての需要も見込めるエリアほど、坪単価が高くなる傾向が背景にあるとみられます。