群馬県の中古マンション(中古マンション等)の坪単価は、2025年時点で**888,858円/坪**まで上昇しています。約88.9万円/坪という水準は、データを遡れる2007年以降で最も高い値です。この記事では、坪単価の長期推移と直近の騰落率をもとに、群馬県の価格トレンドと購入・売却の判断材料を具体的な数値で解説します。
2025年の群馬県の中古マンション坪単価は**888,858円/坪**。前年の834,971円/坪から53,887円上昇し、直近数年で明確な右肩上がりの局面に入っています。2007年の753,626円/坪と比べても、現在の水準は過去のピークを超えていることがわかります。
群馬県の地価ベースの騰落率は、**1年で0.34%、3年で3.14%、5年で4.18%**のプラスとなっています。いずれも上昇基調で、期間が長くなるほど上昇幅が積み上がっている点が特徴です。短期の勢いは緩やかでも、中期的には着実に価格が切り上がってきたことを示しています。
坪単価の推移を追うと、2007年の753,626円/坪から2012年の556,898円/坪まで下落した後、長く一進一退を続け、2020年以降に再び上昇に転じています。特に2023年の753,403円/坪から2024年の834,971円/坪、そして2025年の888,858円/坪への伸びが鮮明で、直近2年間の変化が全体のトレンドを押し上げています。
群馬県の坪単価は、大きく3つの局面に分けて理解すると全体像がつかみやすくなります。下落局面、停滞局面、そして現在の上昇局面です。
2007年に753,626円/坪だった坪単価は、2008年745,727円/坪、2009年635,782円/坪と下落し、2012年には**556,898円/坪(約55.7万円/坪)**まで落ち込みました。この5年間で約20万円/坪下がった計算で、リーマンショック後の景気後退が中古マンション相場にも色濃く反映された時期です。
2013年に588,176円/坪へ持ち直した後は、2014年576,155円/坪、2015年608,116円/坪、2016年629,573円/坪、2017年585,543円/坪と、明確な方向感を欠く展開が続きました。2018年には751,380円/坪と一時的に大きく跳ね上がったものの、2019年には622,200円/坪へ反落。この時期は上下動が大きく、**58万円台から75万円台まで幅広く振れる不安定な相場**だったといえます。
2020年の740,894円/坪を起点に、2021年749,546円/坪、2022年731,698円/坪、2023年753,403円/坪と70万円台前半で推移した後、2024年に834,971円/坪、2025年に888,858円/坪へと段階的に上昇しました。**74万円台から88万円台へ**の切り上がりは、資材費や建築費の上昇、住宅需要の底堅さが背景にあると考えられます。
価格の水準だけでなく、騰落率を見ることで市場の「勢い」がわかります。群馬県の1年・3年・5年の騰落率を順に確認しましょう。
直近1年の騰落率は**0.34%**。プラス圏ではあるものの、変化幅は小さく、短期的には価格が横ばいに近い穏やかな上昇にとどまっています。急騰でも急落でもない、落ち着いた足取りといえます。
一方、3年騰落率は**3.14%**、5年騰落率は**4.18%**と、期間を広げるほど上昇幅が大きくなっています。これは、直近1年こそ小幅でも、数年単位では着実に価格が積み上がってきたことを意味します。中期で見れば群馬県の中古マンション相場は上昇トレンドの中にあります。
1年0.34%に対して5年4.18%という数字の差は、**上昇の勢いがここ1年でやや一服している**可能性を示唆します。過去5年間で積み上がった上昇が続く一方、直近では伸びのペースが緩やかになっている、という読み方ができます。急いで判断する必要のない、比較的落ち着いた局面といえるでしょう。
長期の緩やかな騰落率とは対照的に、坪単価そのものは直近1年で大きく伸びています。この乖離をどう解釈するかがポイントです。
2024年の834,971円/坪から2025年の888,858円/坪への上昇幅は**53,887円**。約83.5万円/坪から約88.9万円/坪への変化で、坪単価ベースでは明確な急伸です。地価の騰落率が緩やかである一方で中古マンションの坪単価が伸びている点は、需要の強さと供給の限られた優良物件の存在を映していると考えられます。
過去に高値をつけた2018年の751,380円/坪、直近で安定していた2023年の753,403円/坪と比べると、2025年の888,858円/坪は**いずれも13万円以上上回る**水準です。かつての天井が現在の相場では通過点になっており、群馬県の中古マンション価格が新たなステージに入っていることが読み取れます。
上昇局面にある今、購入側・売却側それぞれで意識すべき視点を整理します。
坪単価は2020年以降上昇を続け、2025年は888,858円/坪と過去最高水準にあります。ただし直近1年の騰落率は0.34%と伸びが鈍化しており、**急騰が続く局面ではなくなりつつある**点は見逃せません。焦って高値づかみを避けたい一方、下落を待ち続けても割安に戻る保証はありません。エリアや築年数ごとの実勢を確認し、予算内で条件に合う物件があれば前向きに検討する姿勢が現実的です。
群馬県の坪単価は、2012年の約55.7万円/坪から2025年の約88.9万円/坪まで、過去18年で55万円台〜88万円台のレンジで動いてきました。現在は**そのレンジの上限に位置する好条件の局面**です。売却を検討しているなら、過去のピークである2018年(751,380円/坪)や2023年(753,403円/坪)を上回る現在の水準は、有利な価格目線で交渉できるタイミングといえます。まずは自物件のエリアの坪単価を確認し、相場との位置関係を把握しておきましょう。